• 2025年1月17日

☆流行っている病気☆

2025年1月17日現在で当院で流行っている病気です。

「インフルエンザ」
インフルエンザウイルス感染による急性気道感染症で、咳や咽頭痛に加えて、突然の38℃を超える高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛を伴うことが特徴的です。流行期は例年11月~3月頃で、この時期に症状からインフルエンザと診断されるのが一般的です。ウイルスの種類によって、A型とB型と大別され、さらにA型はソ連型、A型香港型などに分けられます。インフルエンザの予防対策の1つであるワクチン(予防接種)は流行のシーズン前に流行しそうなウイルス株を予測してつくられています。
普通の風邪が鼻や喉の症状から始まることが多いのに対し、インフルエンザは急に高い熱が出るのが特徴です。発熱とともに悪寒や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状も強く、鼻汁や咳などの症状は発熱のあとから出てきます。また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあります。
<予防>
インフルエンザの感染予防のためには、人混みを避け、手洗いやうがいの習慣をつけましょう。また、空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなります。外出時にマスクをつけたり、室内では加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。日頃から、バランスのとれた栄養や十分な休息をとり、抵抗力をつけておくことも大切です。
特に、小さいお子さんや妊婦、高齢者、病気療養中のかたなど、重症化しやすい方のいるご家庭や施設では注意が必要です。また、症状があって医療機関を受診する際には、他のかたにうつしてしまうことのないようマスクの着用を忘れないでください。

「溶連菌感染症」
溶血性レンサ球菌によって起こる「風邪」に似た病気で、しょう紅熱はこの菌で起きる病気の一種です。
A群溶連菌によって起こり、潜伏期は2日~4日、舌はいちごのようにザラザラして赤くなり、扁桃も赤く腫れるのでのどを痛がります。時には全身に発疹がみられることもあり、発疹が消えると後は米ぬかのように落ちていきます。
不十分な治療をすると2~3週間後に急性腎炎を起こすことがありますので、医師の指示どおりにきちんと薬を服用してください。

「covid-19(新型コロナ感染症)」

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